介護士さんの転職ガイド
介護士に関連する資格の種類と取得方法
高齢化が年々加速している状況の中で、介護関連の仕事に従事しようと考えている方も増加しています。
介護士には関連する資格は、国家資格から民間資格までさまざまな種類があります。
資格がある場合とない場合とでは、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、介護に関連する資格の種類と資格を取得するメリットについて紹介します。
介護士に関連する資格を取得すべき理由
法律やルール上、資格を持っていなくても介護の仕事に就くことはできます。
しかし、資格の保有者には、下記のメリットがあります。
● 就職・転職が有利になる
● 仕事の選択肢が増える
● 給料アップの可能性が高い
◆就職・転職が有利になる
先述の通り、特に資格を持たなくても介護の仕事には就くことができます。
しかし資格を持たない人に比べ、資格の保有者は即戦力として大きく期待されます。
資格を持つ人にしかできない仕事があるため、資格を持たない人は限られた範囲の仕事しかできません。
専門的な知識を必要としない仕事や、あくまでも補助的であったりと限界があります。
◆仕事の選択肢が増える
介護に関連する資格を取ることで、あらゆる職場に対応できることとなります。
また、就職先の中でも資格を持っている場合は、責任のある仕事や資格を必要とするサービスを提供することが可能です。
以下、介護関連の代表的な資格を活かすことができる一例です。
上記以外にも理学療法士や社会福祉士など、介護に活かすことができる資格は数多くあります。
結果として、就職や転職だけでなく勤務先での仕事の選択肢も広がるでしょう。
選択肢が増えるということは、本人にとって非常に大きなメリットです。
◆給料アップの可能性が高い
資格は採用につながるだけでなく、給料にも影響する可能性があります。
資格保有者は即戦力となる上に、責任のある仕事に従事できるためす。
事業所によって金額は異なりますが、給料とは別に手当として支払われます。
介護士に関連する資格の種類
代表的な資格といえば、介護福祉士やケアマネージャーと呼ばれている介護支援専門員などですが、介護士に関連する資格は他にも数多く存在します。
以下の資格は、直接的に介護に必要なわけではありませんが、介護関連の仕事に準ずる資格として注目されています。
介護の資格と合わせて取得すると、さらに仕事の幅が広がるうえ、給料にも大きく影響します。
上記以外にもさまざまな資格があります。
ご自身の予定している施設、あるいは働き方に合った資格の取得を検討しましょう。
介護士に関連する資格を取得する方法
介護関連の主な資格の取得方法は以下の通りです。
また、介護福祉士の受験資格は以下の7つのパターンがあります。
◆すでに介護職に就いている場合
介護業務の実務経験が3年以上の人は、以下の条件を満たせば国家試験の受験が可能です。
①介護福祉士実務者研修を修了している
②介護職員基礎研修、あるいは喀痰吸引(かくたんきゅういん)などの研修を修了済み
◆養成施設にて修学した場合
高等学校を修学した場合、以下の要件のいずれかを満たせば国家試験の受験が可能です。
③介護福祉士養成施設(2年制~)を卒業
④福祉系大学・社会福祉養成施設・保育士養成施設のいずれかを卒業+介護福祉士養成施設(1年制~)を卒業
◆福祉系高等学校にて修学した場合
福祉系高等学校を修学した場合、以下の要件のいずれかを満たせば国家試験の受験が可能です。
⑤2009年度以降に福祉系高等学校へ入学し、新カリキュラムを履修し卒業
⑥2008年度以前に福祉系高等学校へ入学し、旧カリキュラムを履修し卒業
⑦2009年度以降に特例高等学校へ入学し、必須単位を取得し卒業+介護業務を135日以上経験している
※⑥⑦について:介護技術講習を受講していない場合は、国家試験の際に実技試験を行う
介護士に関連する資格の種類と取得方法:まとめ
冒頭にも説明しましたが、介護士としての仕事を選択する場合、資格がなくても働くことは可能です。
しかし、資格を保有することで得られるメリットは大きいといえるでしょう。
働き方に合わせた資格を取得することで仕事の選択肢も増え、給与面でも優遇されるでしょう。
▼資格保有のメリットまとめ
・就職の合格率
・就職先、および勤務内容の選択肢
・給与、その他の待遇面など
介護士の転職先を探すなら『まいべすと介護』
『まいべすと介護』(https://mb-kaigo.jp/wp/)
看護師の転職を考える場合は、専門分野に特化した転職サイトを利用することがベストです。
『まいべすと介護』では、介護職・看護職・リハビリ職の派遣社員・正社員の仕事探しのお手伝いをしています。勤務地域や職種、雇用形態など条件を絞った検索が可能です。
一般的な転職サイトに比べ、専門分野に特化している分、看護師の専門知識や経験を生かせる仕事を見つけることができます。ぜひ活用してみてください。